lanケーブルの仕様について

lanケーブルには、いろいろな規格があります。

通信速度で言えば、今では使われなくなった10Mbpsのものや一般家庭向けの100Mbps~1000Mbps、企業向けの1000Mbps~10Gbps及び、インターネットサービス提供者向け10Gbps~400Gbpsまで非常に幅広く存在します。形状の種類で言うと、同軸ケーブルを使用した90年代初頭に流行ったものやインターネットに滴したツイストペアケーブル及び、超高速通信を実現する光ケーブル等があります。

これらはlanケーブルの仕様を表す規格として定められています。例えば、100base-TXは100Mbpsのイーサネット規格でツイストペアケーブルを使用したものを表します。1000base-LXであれば1000Mbpsのイーサネット規格で光ケーブルを使用したものになります。lanケーブルにはカテゴリというものが存在します。例えば、100base-TXであればCAT5(カテゴリ5)となります。

通信速度や伝送帯域を示すもので、規格毎にカテゴリが割り当てられていて、数字が大きいほど通信速度が速いことを表しています。通常、これらのケーブルは、lanスイッチに接続して利用する仕様ですが、lanスイッチには電気の供給が必要なため、電源コードをコンセントに挿す必要があります。

数が多くなると煩雑になるため、lanスイッチに電源コードなしでlanケーブル経由で電気を供給する方法が考えられました。この仕様がpoe対応のlanケーブルです。最近はこのような便利な機能が備え付けられるようになりました。

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