配線ダクトと配線口の選択方法

執務用デスクを選択するとき、どのようなポイントで判断をしていますか。

デスクのサイズや引き出しなど、チェックすべきポイントはいくつかありますが、配線ダクトか配線口かという点も、選択する上で大事なポイントです。では配線ダクトと配線口の違いをまずは見ていきましょう。配線ダクトは、デスクの机上奥側にライン上に設置された蓋の中を指します。

ライン上のどこからでも電線を引っ張り出してPC接続できるため、机上レイアウトの自由度が高いのが特徴です。また、中に電源タップを何口も設けておけば、その数だけコードをつなぐことができます。一方で配線口は、デスクに電源などの線を取り出せる穴があります。その穴からしか電線を取り出すことはできないので、取り出せる本数は限られますし、机上レイアウトの自由度は高くありませんが、取り出し口が配線ダクトよりも小さい分、電線類がまとまって配置されるため、机上の整理整頓に便利です。

配線を取り出す箇所の蓋には、ソフトクローズといってバタンと勢いよく閉まらずゆっくりソフトな感触で閉まるものもあります。オフィスのように、人との距離が近い中で仕事をするときにはバタバタと蓋を閉める音は仕事への集中力の妨げになることもあります。配線ダクトにも配線口のそれぞれの特徴や機能は理解頂けたでしょうか。ぜひそれぞれの魅力を理解の上で、どのような機能があるか確認して、選択した後に後悔しないよう選んでください。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *