lanケーブルによる有線接続と無線WiFiの違い

ノートパソコンなどをインターネットに接続する場合には、本体のコネクタにlanケーブルを利用して有線接続するか無線WiFiのどちらかを選ぶことができます。

有線と無線WiFiとでは使い勝手や通信速度・回線の安定性などの点で違いがあります。無線WiFiの最大のメリットは、ケーブルが無いので電波が届く範囲であれば自由にデバイスを持ち歩くことができることです。ノートパソコンはバッテリーを備えているので、自由に持ち歩きながら作業ができます。WiFiルーターはスイッチングハブの機能を備えているので、同時に複数の機器でインターネットに接続をすることが可能です。

有線接続であれば、ケーブルが届く範囲でしか機器を持ち歩くことができません。複数の機器に接続をする場合にはスイッチングハブを利用して分岐させる必要があります。lanケーブルを使用すると機器の持ち運びができないことやコネクタの数に限りがあるという問題がありますが、それでも多くのメリットがあります。lanケーブルで接続を行うと、高速でインターネットにアクセスすることが可能です。

100m程度であれば問題がないので、ルーターとの距離が離れていても快適にインターネットが利用できます。高解像度の動画を視聴したり、大きなデータを送受信する場合には無線よりも有線接続の方が有利です。有線接続だと通信回線が安定していて、物理的にlanケーブルを遮断しない限りはアクセス中に接続が切断されることがありません。安定性や通信速度を優先したい方は、lanケーブルを利用した方が良いでしょう。

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