lanケーブルを見てみると、なにやらアルファベットと数字がケーブルに長々と印字されているのが確認できます。
これにはlanケーブルの型番や規格(カテゴリー)が記載されています。(ただし、古いケーブルや一部ケーブルでは印字されていないことがあります。)lanケーブルは、一見全て同じものに見えますが、実は種類・規格(カテゴリー)があり、速度やノイズ耐性の違いによってカテゴリー(5・5e・6・7など)に分けられます。それぞれ通信速度・周波数が異なり、カテゴリーは大きく7つに分かれています。
このカテゴリーの数字が大きいほど通信速度・周波数が上がります。古いカテゴリーを使用しているとネットワークが遅くなっている場合がありますので、使用しているケーブルを一度確認してみてください。手元のlanケーブルのカテゴリーを確認したい場合は、lanケーブル本体に表示されているアルファベットと数字の羅列を追って確認すると「CATEGORY6」と印字されていたり、カテゴリーをCまたはCATと略して「C6」「CATー6」との表示を確認することができます。
万一、ケーブルにカテゴリーの表示がなかった場合は、型番が記載されているものもありますので、型番からカテゴリーを確認することも可能です。また、カテゴリの数字の大きさに比例して、価格も上がりますので、購入する際はどれくらい通信速度が出て欲しいのかなどを意識して、自身の用途に適したカテゴリを選択してください。